KIINA.(氷川きよし)復帰コンサート開催

KIINA.

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東京・お台場の東京ガーデンシアターにて。
8月16日・17日の2日間公演が予定されていましたが
台風7号の接近により、16日は東海道新幹線の東京~名古屋間の
終日運休をはじめ、複数の鉄道の計画運休や飛行機の欠航が決まり、
前日になってやむなく16日の公演は延期することが決定。
17日が復帰初日となりました。
2022年の紅白歌合戦に出場したのを最後に歌手活動を休止してから
約1年8カ月ぶりのステージ。

正直、もう彼が演歌を歌うことはないと思っていました。

ただ、復帰コンサートが発表された時、公演タイトルが
「KIYOSHI HIKAWA+KIINA. 25th Anniversary Concert Tour 〜KIIZNA〜」
となっており、KIINA. だけでなく、
氷川きよしの名前も(たとえ英字表示であれ)含まれていたことから、

これはもしかして、歌うのか…?

という予感はありました。

今日のコンサートでは
「箱根八里の半次郎」や「きよしのズンドコ節」も歌ったとのこと。

スクリーンに映されたメッセージについて
記事にしているスポーツ紙もあります。

「これまでの氷川きよしを置いてくのでもなく、
 KIINAに生まれ変わるのでもなく、すべて自分。」 (スポーツ報知より)

「これまでの氷川きよしを置いていくのでもなく、
 KIINAに生まれ変わるわけでもなく、全て自分」 (スポニチより)

あぁ、置いていかないと決心したんですね。

少しホッとしたような、
より困難な道を選んだみたいで、心配なような。

活動休止前のインスタグラムを見たり、
コンサートでの発言を伝え聞いたりしていた限りでは
かなり揺れ動いていたように見えましたから。

完全にアーティストKIINA.へと変化を遂げ、後戻りしないのではなく
歌手・氷川きよしも抱えたままで
2人の歌手のイメージを行ったり来たりしながら活動するのでしょう。

それが、活動休止する前から決めていたことなのか、
休止期間中にいろいろな人と交流する中で
たどり着いた答えなのかは分かりません。

氷川きよしを演じ続けることが足枷になるくらいなら
きっぱり決別してもいいのではないか、
のびのびと歌いたい曲だけを歌ってほしい、
誰もそれを責めたりできないだろう。
私はそう考えていたのですが、
案外、彼なら軽々と両立してしまうのかもしれません。

10月以降に予定されている、博多座、御園座、新歌舞伎座、明治座での公演は
はっきり「氷川きよし」名義となっています。

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