門松みゆき「THEカラオケ★バトル」で優勝 演歌歌手として快挙

門松みゆきカラオケバトル優勝

5月30日に放送された、テレビ東京系「THEカラオケ★バトル<最強女子ボーカリストカップ>」に演歌歌手・門松みゆきが出演。なんと!見事!優勝しました!(≧▽≦)

門松みゆきカラオケバトル優勝
(写真はPR Timesから出ている日本コロムビアのプレスリリースから)

と言っても、筆者の私はツイッター等で放送を知っていたにもかかわらずすっかり忘れていて、録画もしていないという痛恨のミス。途中から番組を見たのでした。

門松みゆきは初出場。予選Cブロックで登場。歌う前に、なんと月刊カラオケファンの編集長の推薦コメントがあった模様。この時、髙橋真梨子「ごめんね…」を歌った動画が番組公式YouTubeで公開されています。

本家・髙橋真梨子さんが歌う時の穏やかな表情・伸びやかな声と比較してしまうのと、門松みゆきが演歌を堂々と歌う姿を知っているだけに、やや固さが目立つかな…? でも、人間が聴いて心地よい歌唱と、カラオケの機械によいと思わせる歌唱が違うことはこの番組でさんざん見てきました。これが「点数を取るための歌唱」に徹した姿なのかもしれません。

98.186点でCブロックを勝ち抜き、決勝進出。

決勝は、予選の点数が低かった順に歌うので、門松みゆきが最初に歌うことに。そこで歌ったのは、DREAMS COME TRUEの「未来予想図II」でした。

演歌歌手がポップスを歌うとき、オリジナルを尊重して、コブシを抜いたり演歌っぽさをなくすことを意識しすぎるあまり、本来持っている魅力が失われてしまうことがあります。門松の「未来予想図II」は、演歌歌手特有のビブラートやしゃくりなどがかすかに匂い立ち、それが個性としていい味を出している歌唱になっていました。とはいえ私は、司会の堺正章さんが「何点だーぁ!?」と言っているのを聞きながら、「うーん96点台どまりかな…?」と思っていたのです。ところが1の位の数字はカタンカタンと上がり続け、なんと…

まさかの99.248点! これはスゴイ!(°_°) エラそうに96点台だなんて予想した自分が恥ずかしい。練習でも99点台は出したことがなかったそうで、本番に強いことが証明されました。
それにしても、予選で敗退したらその1曲だけ歌って終了なのに、決勝進出した時のためにもう1曲練習して準備しておかなければならないなんて、練習時間やプレッシャーは相当のものですよね…。

その後、決勝進出者(Aブロック=R!N Bブロック=TiA)が歌い、2人ともおそろしい歌唱力を見せるので「うー、これは99点台後半…ッ!抜かれてしまう!」と諦めかけたのです。

左の女性が、Aブロック代表だったR!Nさん。番組内でも衣装がかぶったことをツッコまれていましたね(笑)

ところがどちらも99.248点には届かず、門松みゆきの優勝が決定。おぉー!やったー!

TiAさんはBブロック予選でMISIAの「Everything」を歌って99.435点を出しており、もし決勝でこれを歌われていたら門松は負けていたのです。彼女のブログで「運にも恵まれ…」と書いてあるのはそれを指しているのかもしれません。

“異種格闘技戦”と称して、これまで数々の演歌歌手が挑み、見せ場を作ってきたこの番組。演歌歌手が優勝したのは、初めてではないでしょうか?(違っていたらゴメンナサイ) 演歌界全体を勇気づけるような、まさしく快挙です。本当におめでとうございます。(^^)

優勝者が決定すると、短い喜びのコメントのみが流れて、喜びや余韻に浸る間もなくあっという間に番組は終わってしまいました。前述したYouTube「ごめんね…」歌唱動画の最後には、収録が終わった直後、大きなトロフィーを抱えた門松みゆきが、涙ぐみながら今回の出場に懸けた思いや今後の抱負などを語る、番組では流れなかったコメントも見ることができるので、ぜひ最後まで見てみてください。

優勝を記念して、6月1日(火)19:00からYouTubeで生配信を行うそうです。

この番組は、芸能事務所がプロモート(宣伝・売り出し)したい歌手たちの受け皿としての一面もあると思っています。若手・新人歌手はもちろん、懐かしいヒット曲を持った歌手が、おそらくハイレベルな点数争いには絡めそうにないにもかかわらず(失礼)出場することがありますし。番組側としても出場者の顔ぶれを広げたいでしょうし、視聴者もバトルとは関係なく「この人、今もこんなに歌えるのか!」「こんな曲も歌えるのか!」と楽しめるのは醍醐味です。

・門松みゆきブログ「THEカラオケ★バトル 優勝」 (2021/05/30)

・テレビ東京 THEカラオケ★バトル <最強女子ボーカリストカップ> 2021年5月30日放送

「勝手に小田原観光大使」シリーズ、面白いです。食レポも板についてきましたね、カマボコだけに…(笑)。

門松みゆき/花の命「花の命」門松みゆき

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