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ジェロ 歌手活動の無期限休止を発表 IT企業へ就職 「演歌への情熱は少しも色あせていない」

ジェロ

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・ジェロ オフィシャルブログ
「大切な皆様へ、」(2018/05/12)

2008年2月に「海雪」でデビューしてから10年と3カ月。ジェロが活動休止を発表しました…。

ブログなのに「この手紙をもって」と書かれているのは、この文章は、先駆けてファンクラブ会員宛に郵送された、ジェロ手書きによる文面を、その通りにテキスト化したものだからです。
(ファンクラブ会員の方からその紙面を写真で見せていただきました。漢字とかなを正しく使い、丁寧に気持ちを込めて書いたことが伝わってくる、誠意ある手紙でした)

「演歌の黒船」として話題になり、斬新な曲調の「海雪」がヒット。いつもキャップをかぶった姿、ヒップホップを取り入れたキレのあるダンス、非常に流暢な日本語会話。
デビュー当日、発表イベントが行われた渋谷のHMVへ私も取材に行きました。キレのあるヒップホップダンスをまじえて「海雪」を歌うのを初めて見た時の衝撃とワクワク感は忘れられません。「彼に触発されて演歌全体がきっと進化する」、その時本気で思いました。

ジェロ デビュー発表イベント

デビュー当時はテレビに数多く取り上げられました。その年にNHK紅白歌合戦に初出場。翌年も出場し、2年連続出場を果たしました。

演歌・歌謡曲のジャンルでは、テレサ・テンに代表されるようなアジアの歌手が昔から活躍していました。
それとは別に、世界各国の人が日本の歌を熱唱する「のどじまんTHEワールド!」のような番組が始まり、日本のさまざまな曲をカバーして歌うクリス・ハートも活躍。
ジャパンカルチャーが異様に大好きな来日外国人を紹介するバラエティー番組も各局がこぞって作りました。海外からの訪日外国人数は、ここ5年ほど信じられないペースで増加し続け、ジェロがデビューした2008年には835万人だったのが、2017年には2869万人にまで膨れ上がっています。

ジェロが世間的に注目された要因の大部分を占めていたのが、「アメリカ人が演歌を歌う」という物珍しさだったのは間違いありませんし、それを最初から誰よりも自覚していたのはジェロ本人だったと思います。
ジェロがデビューしてから10年の間に、「日本の歌を外国人が上手に歌う」というのは、それほど珍しいことではなくなってきたのでしょう。

でも、私はジェロの歌声が好きでした。
日本の歌謡曲全体に対してリスペクトを持ち、それらを日本人以上に卓越した表現で歌いこなす歌唱力を持っていました。押しと引きの加減、吐息のまぜ方など、同じメロディーを他の歌手が歌っても決して出ないであろう、独特の色気が好きでした。

ジェロ ファーストコンサート

結果的に最後のシングルになった「ひとり舟」がオーソドックスな演歌になっていて、もちろん曲としては王道の作りなのだけど、あぁジェロもこういう演歌ファンに迎合した歌(カラオケで歌いやすそうな歌)を出さなければいけないんだ…と少し残念に思ったものです。
満10周年を記念したコンサートは、2月24日に千葉市民会館で開催されました。集客のしやすさの都合だったのか分かりませんが、記念コンサートはそれだけで、東京や大阪での公演はなかったうえ、ほとんどニュースで報じられなかったのも寂しく感じました。

最初は歌も同時に続けていけるだろうか?という考えもよぎりましたが、
どちらも中途半端になりたくはありません。
皆様に対しても、尊敬する諸先輩や歌手の方々に対しても失礼になってしまうからです。
(ジェロのブログより引用)

うーん…。併行してやっていっても、いいと思うんですけどね。
一つの道を究めていくために、他の事はやっちゃいけないという演歌的な価値観は美しいですが、必ずしも従う必要はないと思います。
副業で、歌とは関係ない店を経営している歌手はいっぱいいますし。大学生で歌手やってる人もいますし。

「ボストン大学院をこの春に卒業し、コンピュータの仕事に就く」とあったので、いつの間に就学してたの?と驚きつつ、てっきりアメリカに帰国して就職するのかと思っていたのですが、スポーツ紙の記事によると、通信制で大学院を卒業し、就職するのはどうやら都内の外資系IT企業のようです。
また、ツイッターは継続してくれる旨、うれしいツイートもありました。

ジェロは「引退」という言葉は使っていません。「演歌への情熱は少しも色あせていない」とも書いています。
メジャーから離れたからこそ、自由な発想でできる事だってあるかもしれません。今はYouTube等で、誰もが作品を発信できる時代ですし。
今後も、時々でよいので、「与作」をひとり多重アカペラでやってみせたように、新しい解釈とネットを駆使した表現方法を追及し、演歌を発表してくれることを期待しています。
それができる才能と技術を誰よりも持っているのは、ジェロだと信じています。またいつか必ず「晴れ舞台」に立ってくれる日が来るまで。

・ジェロ、無期限活動休止を発表 IT企業に就職 スポーツ報知
・ジェロ、活動休止を報告「コンピューターの仕事に就くこととなりました」 デイリースポーツ
・演歌歌手のジェロ 無期限活動休止、都内IT企業に就職 デイリースポーツ
・ジェロ 活動休止、紅白2度出場 日本でIT企業就職 ファンにも報告 スポニチ
・ジェロが芸能活動を無期限休止 ボストン大大学院卒業を機に今後はコンピューターの仕事に サンスポ
・ジェロ、歌手活動を無期限停止「中途半端になりたくはありません」 サンスポ
・ジェロ無期限活動休止、コンピューターの仕事に就く 日刊スポーツ
・ジェロ無期限活動休止 今月からIT企業就職 オリコン
・10周年ジェロ、音楽活動の無期限休止発表 日テレNEWS24
・ジェロが無期限活動休止、コンピュータの仕事に就くため ナタリー

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